雑談百選

大阪千里司法書士事務所のブログ 

介護と悔悟の日々

知り合いに進められて、久しぶりにテレビドラマを見ました。

「俺の家の話」

法律的に細かいことをいえば、いろいろと突っ込みどころはあるけれど、ドラマはドラマ、さすがはクドカン、面白いですね。

うちの父も自宅介護で最後は要介護4まで行きましたが、今は、もう終わって、そろそろ1年になるので、懐かしく振り返ることができるものの、その最中はなかなか余裕がありませんでした。うちは、パーキンソン&レビーだったので、認知は最後までしっかりしていたんだけれど、誤嚥&肺炎&入院を繰り返し、低血圧性で血圧の上が100を切り、口から何も入らなくなったのですが、本人の希望で延命治療はせず、最後は、そのまま自然にフェイドアウトするように自宅で息を引き取りました。それを実現するために、もともと、近隣にある病院と提携している認知症の外来に通い、提携している介護&訪問看護サービスを受け、最後の入院から退院する際に、ケアマネージャーさんを中心に、そこの病院で、訪問による医療、看護、介護のプランを立ててもらったということになります。

それでよかったと思います。

本人は入院するのを嫌がり、とにかく自宅でという希望をしていたのですが、自宅で亡くなるというのも、なかなか準備が難しいものです。何も準備をしなければ、警察がからんでくるからね。うちは母方がクリスチャンなのですが、父も、亡くなる前年に洗礼を受け、そこで母と一緒に入るお墓を買うなど、精神的な部分から準備ができていたので、本人&家族が迷わなかったのがよかったです。命、人生に対する考え方は人それぞれ違うものであり、何がベストであるかは、その人が決めるものだと思うので、自分としては、父と母が望むようなお別れができるようにお手伝いをしたというところです。

上記、ご参照下さい。

ポイントは、ケアマネージャーさんと良いコミュニケーションを取ることと、なにより迷わないことだと思います。

あと、タンの吸入ですが、なれれば簡単なものです。

まあ、とにかく実際に介護をした者は、誰しも、なにかしらの悔悟を引きずるものなのでしょう。自分の場合は、父に「少しはよくなるのかな?」と聞かれて、「よくなることはないよ」とありのままに答えたこと。そのときの悲しそうな顔ったら。

あの時、嘘をついてやればよかったと、今でも時々思い出します。