ノーベル賞の人をきっかけに「ロウソクの科学」が売れているらしい。子どもに読ませるためだろう。今の時代、自分なら科学関係のアプリをダウンロードすると思うが、いずれにせよ、どんなきっかけであれ、子どもに読書の習慣がつくきっかけになるのだとしたら結構なことである。
ということで、自分は、今、養老孟司を読んでいます。以前、何度かチャレンジしたのだけれど、「難しくってなんだかわからない」程度の感想しかありませんでしたが、やっと、なんとか面白く読めるようになりました。養老さんの書いたネコの本を読んだからかもしれません。
「文は人なり」といいますが、一点突破できればあとはこっちのものです。一点突破するにはやはりエッセイから入るのがいいですよね。それにしても、皮肉屋の語りおろし文体なので、どこまでが本心でどこまでが皮肉か見極めるのが難しいです。