雑談百選

大阪千里司法書士事務所のブログ 

或る秋の日/佐野元春

我が永遠のアイドル・佐野元春のアルバムが届きました。

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 (或る秋の日/佐野元春

昨日、発売日の前日に届き、もう通して10回近くリピート。

今日も一日こればかり聞く予定です。

やっぱり、元春はアルバムの人だというか、アルバムタイトル曲は、正直、シングルで聞いたときは、演歌っぽくて若干の戸惑いもありましたが、CDを1枚通して聞いてみたら、すんなりと入ってきました(たぶん、ボーカル差し替えてると思う。「あの日~」から演歌っぽさが消えたような気がするー。後記:なお、テンポを少し落としたらしいが、ボーカルを差し替えたという情報はありません)。

16歳の頃に作った「君がいなくちゃ」も、シングルで聞いたときは、すでにネット上で聞いていた16歳のオリジナルバージョンに聞きなじんでいたので、内心では「あっちの方がいいのになぁ」と思っていましたが、アルバムで聞いて「やはり作り直す必要があったのね」と感心しました。もうユーチューブから動画は消されましたが、小倉博和さんのラジオ番組で久しぶりにこの曲を聴いて思わず口ずさんだ元春の歌のこれまた良かったことよ

 (元春16歳の「君がいなくちゃ」、0:41くらいから歌)

幸せそうなおじさんたちの図、仲間に入りたい。

 

さてさて、タイトル曲の「或る秋の日」は、何度聞いても、いつもは「君の不在」をテーマにする元春には珍しく、その君に出会っちゃうというのが、どうも不思議な感じがします。なので、これは「君を連れていく」と同じ物語かもしれない、あるいは「レイナ」のアナザーストーリーなのかなあ、などとファンありがちの詮索・妄想をするのも楽しいものですね。自分も「詩人の恋」の主人公をカサノバナイチンゲールに重ねて涙してしまう程度には痛いファンだからね。

そして、男性を代表して女性へ詫び状を入れている「最後の手紙」、「いつもの空」は、とくにドラマチックな恋愛遍歴を持ち合わせていない自分は、これらの歌の主人公の心情に深く寄り添うことはできませんが、理由はともあれ、今日もちゃんと奥さんに謝ろうと思いました。そして、できれば、女性の視点を通したこれらの歌のアンサー物語を読んでみたい。また小川洋子とか、このアルバムをテーマにした小説を書いてくれないかしら。でも「最後の手紙」への返事が「まったく男ってばっかじゃないの~」って感じだったら、それこそ泣いちゃうけれど。とにかく、世の女子の方々、周りの男のアホさ加減を、この元春の手紙に免じて、少しだけ許してあげてください。

で、「私の人生」「みんなの願い叶う日まで」はいわずもがなの名曲で、異論は受け付けません。ファンの身びいきもあるとはいえ、名曲を積み重ねていく元春って凄いよね。そして時空を超え、生死を超えていく近年の元春ワールド全開の「永遠の迷宮」は、もう何回でもリピートしたくなってしまいます。

ということで、総括して、名盤といってもいいでしょう。そして、元春の指定した曲順そのままに聞くのが正しいアルバムの味わい方だと思います。