雑談百選

大阪千里司法書士事務所のブログ 

大阪市廃止のモンダイ 最終回

今日が投票日。

泣いても笑ってもということですね。

 

ということで、

このまま放っておけないと思い立って、

tanoque.hatenadiary.jp

この1か月間、いつになく真面目なことを書いてきましたが、今回、つくづく感じたのは野党の大変さである。もう詰んでいる将棋を延々と指し続けなければならないというのは、なかなか地獄でしかありません。さながら神の怒りをかったシーシュポスのような心持ちにもなりました。

それで、一番反響があったのは、松井市長が大阪市議会で「二重行政はない」と発言した模様をピンポイントで紹介したこの回でしょうか。これが、1票でも反対票につながったのなら、この1か月の甲斐はあったと思っています。

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つまり、このブログにはいちいち書きませんでしたが、自分は「いわゆる都構想」を勉強をするために、ずっと議会や説明会、記者会見などのさまざまな動画の文字起こしをしていたのですね。あくまで個人的に、自分自身の認識を深めるために。で、とにかく、その間、マスコミ側の追及不足にはイライラさせられっぱなしでした。

「なんのための質問!!」

「そこを突っ込んで聞かんと!!」

「再確認はするな!!」

と思う場面が何度もありました。おそらく「中立性の呪縛」に陥っているのでしょうね。もしかしたら、報道は権力側と対峙すべきものだという基本認識が、もはや常識として引き継がれていないのかもしれません。まあ、自分は記者には向いていなくて、早々に地方新聞社をドロップアウトしたので偉そうなことはいえませんが、でも、総じて、関西マスコミはこの件に関しては、いかに「肉屋をかばう豚を育てるか」ということに終始していたように思われます。もちろん終盤の毎日新聞のような例外はありますが、全体として、維新というか松井氏と吉村氏の「ウソ」に対する寛容さは目に余るものでした。でも、「いわゆる都構想」は企業のための制度改革なのだから、マスコミにとってはお客さん(広告主)が増える方を応援するのは当然の理屈でもあります。

 

あと、特に、ツイッターに「じゃりン子チエ」を例に出して、

と書いてから、「あ〜、なるほどそういうことか」と気づいたのですが、結局、そうなのです。大阪府に財源を渡すということは、テツに財布を渡すということなのです(あるいはレイモンド飛田に大阪府の政治行政を任せるということです)。大阪の人にはそうやって説明すると一番わかりやすいんじゃないのでしょうかね。このツイッターを書いてから「じゃりン子チエ」を読み返したのですが、70年代にはチエちゃんやコケザルみたいなたくましい子どもに、まだリアリティーがあったのでしょうが、この00年代に、その子を主人公にしたユーモアのある漫画がどうやって描かれるのか、上手くイメージできませんでした。まあ、ちゃんとした大人もいなくなったので、子どもばかりのハナシではないですが。ちなみに、チエちゃんは自分と同い年の設定なので、じゃりんこチエの時代背景はまったく自分の育った時代であります。

 

さてさて、このブログを展開するにあたって、自分と同じ立場、つまり「反対派」の主張に対しても、自分としては距離感を感じるところもあって、正直、「伝統のある大阪市うんぬん」という昭和100年の世界観にはまったく興味を持てませんでした(申し訳ないけど、そういうウェットな性格ではないのです)。逆にいえば、維新のいう「大きな自治体・道州制うんぬん」という主張も、つまるところ江戸400年の幕藩体制的な世界観でしかなく、西暦2020年代を生き抜く対処法としては、自分には説得力を持つものではなかったということです。

だって、仮に、維新の政策がうまくいったとして、格差は広がる一方で、多くの人は低所得労働に甘んじることになり、結果、少子化は悪化の一途を歩むということなるのは歴然としているからね。そうすれば治安は悪くなり、今回のようなパンデミックが来た場合も今よりもずっとヘビーな状況に陥ることになると考えるのが理屈だし。そうなれば、持つ者は「壁」を築いて己の安全を守ろうとするのでしょうが、自分はそんな窮屈な社会は御免だということです。なので、まずは欲張りの欲に蓋をして、貧しさの底に下駄をはかせるために税制と社会保障をアップデートしてからでないと賛成できる仕組みにはなっていないというのが、この件に関する自分なりの結論です。

他方、この間に気になる最高裁判例が出ました。

www.corporate-legal.jp

これは、一見、労働者にとって朗報とも呼べる判決にもみえますが、おそらく、菅政権、維新の会の主張と、無関係な判決ではないでしょう。長くなるので、要点だけを言いますが、結局、この判決により、さらに派遣による労働者の割合が加速することになるのだと思います。結局、労働法やなにやらを現代・未来を見据えた改正するなど、変わっていく時代合わせて、普通の市井の人たちがちゃんと暮らしていけるような環境を整備することの方がよっぽど重要なのではないかと思います。いずれにせよ、産業構造が変わったのは事実であり、もうもとには戻らないのですから、「なんだってこれまでどおりがいい」というわけにはいきませんよね。

 

ということで、 

結論としては「反対」ということで変わりません。

理由は「悪くなることはあっても良くなることはない」からです。

 

以上、吉報を待つ!

 

 

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大阪市廃止のモンダイ Vol.14

今日は、昭和100年から江戸400年の時代へ というハナシ

 

とうとう、週末になりました。

昨日の松井市長及び国会での馬場議員の振舞いには、もはや溜息しか出ませんが、本当に酷い時代になりました(資料として末尾に動画を貼っておきます)。もう、いちいちコメントするのも、暗澹たる気持ちになりますが、国会議員にしろ、市長にしろ、ここまでの振舞いをしていてそれを恥ずかしいとも思わない時代、で、これを見た人が不思議とも思わない時代がくるなんて、なんとも言葉を失うばかりです。

 

さて、昨日の一行ニュースに橋下氏のツイートがピックアップされていましたが、

橋下徹氏、11月1日住民投票の大阪都構想は「世界と勝負するための令和の『大大阪』構想なのだ」 : スポーツ報知

こんな大風呂敷に喜んで包まれてみようとする人が多くいるんですから、もはやそれを説得する言葉もありませんが、私見では、「いわゆる大阪都構想」は結局、江戸時代の幕藩体制に時代を戻すだけになると思います。

だって、いまだ成長戦略に「万博」と「IR事業(カジノ)」と「インバウンド事業」しか思いついていないのよ。

維新政治になって、もう10年になるのに。

松井市長によれば2011年に実質的に二重行政が解消されたといっているのに、その間、やりたいことをやろうと思えばやれたのに、結局、「万博」と「IR事業」と「インバウンド事業」しか思いつかなくて、挙句の果てはお荷物の夢洲を開発して、物流の拠点とか言ってるんだけれど、夢洲を物流の拠点にするのに、なんで大阪市を廃止しなければならないのか意味不明である上に、たとえ夢洲が物流の拠点になったとして、なにゆえ少子化が進み、人口が減っていくのを「仕方ない」と見過ごしておいて、需要(物流)が増えていくと算段できるのか全く理屈がわかりません。夢洲を開発しても、最高の想定をしてみても、せいぜい福岡の「よかトピアになれたらいいなくらいなものである。横浜の「みなとみらい」なんて、とてもとても。笑われちゃいますよ。おニャン子クラブに対抗しても、結局、できたのはICHIGOちゃんでしかないのだ。推して知るべしである。わかる人にしかわからないハナシで恐縮ですが。

 

大阪市を廃止して、大阪府に権限を集中しても、結局、府の予算の中に取り入ることができた大企業及びその下請、関連会社が肥えるだけで、経済がさらに内向きになっていくことは、日本がこの平成の時代に没落していった推移をみれば明らかである。そして、その税金の流れから外れた中小企業のほとんどはつぶれていくのである。それが国(菅政権)が進める政策であり、維新が大阪でその先陣を切ろうというのである。おじさんたちはもはや何も思いつかないから、行政の予算の中に活路を見出すしかなくなったのだ。

確かに、うまく国や府の予算の流れの中に入れた企業は儲かるのだろう。

今でも十分そうである。

町にはレクサスやマセラッティが増えるかもしれない。

でも、そういう会社のほとんどは派遣社員などの低賃金労働者によって運営されていくのだから、一台の高級車の向こう側に100人のお腹を空かせた子どもがいるような時代になっていくのは不可避である。

「それでいいじゃん!」というのなら、もう言うことはない。

 

橋下氏のいうように、かつて大阪市大阪府が莫大な予算を杜撰に使っていたのも事実であろう。でも、それは統治制度のモンダイではなく、そういう時代だったのだ。「ふるさと創生事業」とかいって地方に1億円づつ配っていた時代である。そういう時代もあったのであって、統治制度の制度的欠陥から生じた問題ではない。なので統治制度を変えたところで、だから世界とわたりあえるとか、そういうハナシにはならないのです。

 

 【以下動画、参考資料として】 

 

 

 

 

 

大阪市廃止のモンダイ Vol.11

今日は 今はコロナ禍なんですけど というハナシ

 

ということで、

松井市長は連日、テレビに街宣に忙しそうですが、

市長のお仕事の状態はこんな感じなんですよ。

www.city.osaka.lg.jp

どう思います?

百歩譲って、大阪維新の会の代表の前に大阪市長なんでしょ、

 

そうだ、知事日程はどうだろう

www.pref.osaka.lg.jp

やっぱり

 

で、いろんな人がいっているけれど、お二人の日程を見る限り、もう、コロナなんてそっちのけって感じだと思いますけれど、どう思われます?

 

あまり人のことを悪くいうのもなんだけれど、あまりにもですね。

 

それで、もし住民投票が賛成可決されたら、今だけじゃなく、向こう5年間、そっちにマンパワーが取られるんですよ。

 

なんかね、悲しくなっちゃうね。

 

ということで、今日はこれまで

あともうちょっとだから頑張らねばね、

大阪市廃止のモンダイ Vol.10

今日は てめえの財布から金出てねえもんな というハナシ

ということで、ラストスパートですね。

 

さて、昨日のニュース、

mainichi.jp

に、維新サイドも相当あせったのか、緊急に、大阪市のサイトに

www.city.osaka.lg.jp

という情報を追加してきましたが、

こんなのは維新のサイトで更新したらいいのにねえ。

公平性に疑義があるから住民説明会の動画を削除したんでしょ? 

そもそも、松井市長が10月12日のテレビ番組「ミント!」で「財政シュミレーション」として紹介した独自の試算がデタラメだったから、財政局からこういうデータが出てきたんでしょ?

youtu.be

ミから出たサビいうか、

ウソから出たマコトというか、

ヒョウタンからコマが出たというか、

そういうデータです、冒頭のデータは。

 

ということで、今回、コロナ禍での住民投票の強行に及んだ経過をまとめると、

  1. 万博は決まっているものの、IRの誘致に関してはまだ不確定要素が残っている。
  2. IRを誘致するためには、なんとしても夢洲タワーを前に進めなければならない
  3. 逆にいえば、IR誘致が進まなければ、夢洲タワーも前に進まない。
  4. コロナで予定がくるい、IR事業そのものがペンディング状態になり、予定している事業者とも交渉も進まない。
  5. 夢洲タワーは大阪メトロの事業なので、本来は「いわゆる都構想」とは関係のないハナシなのだが、大阪としても夢洲におけるベイエリア開発の拠点、とくに万博の会場と見込んでいる夢洲タワーが遅滞もしくはとん挫するのは避けたい。
  6. 他方、コロナで税収が落ち込むことが明らかになった。
  7. とにかく、うやむやになる前にIR誘致に先行して夢洲開発を進めていこうという話になった。
  8. そこで、いわゆる都構想で住民の意思という大義を得た上で、その延長線上で、どさくさに紛れて夢洲周辺への予算を大きくつけていくしかないと考えた。
  9. 9月になって、コロナ禍の住民投票を決めた。

てな感じなのかしら。

違うかもしれないけど、あながち見当違いでもなかろう。

繰り返しになるけれど、仮に100歩譲って夢洲の開発が必要だとして「いわゆる都構想」のハナシとは全然関係がないからね。今のままで、ありうべき試算をもとに、あらまほしき事業を展開していけばいいだけのハナシなのである。

 

でも、結局、夢洲がいらなかったのよ

 

夢洲開発ってのは、「欲張りオトコの自己啓発セミナー的な夢」以外の何物でもなく、そしてそんなものはうまくいかないのだ。

だって、みんな、己の金を賭けてないんだもん。

youtu.be

矢沢永吉×糸井重里「お金のことを、あえて。」より

第6回「てめえの財布から金出てねえもんな」

 

やっぱ、エーちゃん、核心を突くよね。

そう、「いわゆる都構想」なんて、

結局、

まったく寸法に合ってないのである。

 

いくら夢洲を開発したって、阪急・阪神が梅田にある限り、高島屋が難波にある限り、府民は梅田もしくは難波に行くからね

あるいは天王寺にはあべのハルカスだってあるし。とにかく、夢洲まで足を延ばす理由がなにもないのだ。普通の人はカジノでギャンブルなんか一生しないんだし。ましてや、関西空港から小一時間で京都にいけるのに、何が悲しくって、リッチな外国人観光客が夢洲くんだりで、みんながさよならを捨てに来る海を眺めながらギャンブルしなければならないわけ? さっさと京都に行くでしょ? たぶん、欲張りオジさんたちは「夢洲も横浜のみなとみらいみたいになったらいいのになあ」と思ってるんだろうけれど、ならないって!  梅田から30分で神戸に行けるのに、何が悲しくって悲しい色の海を眺めにいくのよ。大阪の海はベイブルースなのよ(しつこいですね)。

 

ということで、

自分は娘によく言うのですが、

「さわやか〇〇〇事務所」は、決して「さわやか」ではないし、

「まごころ〇〇会社」には、あまり「まごころ」はないもんだと。

だから、看板には気をつけろよと。

同じ様に、

夢洲にも、やはり「夢」がなかったということだと思います。

 

大阪市廃止のモンダイ Vol.9

今日は そんな奴おらんやろ というハナシ

 

ということで、

吉本のファッション番長、シルク姉さん大阪市廃止について反対の意思を表明しているということで、芸能人で、それも吉本にいて、本当に勇気のあることだと思います。

ameblo.jp

あんまり男だの女だのジェンダーで分類することが憚られる時代ですが、やっぱり、こういうときは女性の方が強いですね。男は「世間」や「立場」を見るからね。自分なんて、どこにも属していないし、誰にも頼ってないから気楽なものだけれど(なので、儲かっていないんだけれどね)。

ダウンタウンより下の世代ではやっぱ難しいだろうと思うので、

是非、ここは、ひびきこだま師匠にも、

ひびき「ぼく、住民投票に賛成しようと思うてますねん」

こだま「うぇ~、そんなやつおらんやろ~」

って言ってほしいものです。

 

あと、

直前になってこういう記事もあがってきているし、

www.asahi.com

もう期日前投票した人がいるのに、どう責任取るの?

取らないよね、責任なんて。

 

それにしても、昨日、ものすごくアクセスが増えたのですが、これは住民投票に感心を持つ人が増えてきたからか、伊藤蘭が久しぶりにコンサートを開いたからか、あるいは佐野元春が年末のライブを発表したからか、どれだろう?(京都のライブどうしようかな? やっぱ行くしかないな~)

確実にいえることは、司法書士の業務上のアクセスではないということですね。

そんなひとはいないものね。

そもそも、このブログに仕事のこと書いてないし。

(業務上のブログはこっちです。テイストは同じです)

senri-office.com

 

もうだいぶ書いたので、難しいことは言いません。

住民投票」には是非「反対」と書いて下さい

大阪、ひいては日本が「ソドム化」するのを是非ここで食い止めましょう。

kotobank.jp

 

大阪市廃止のモンダイ Vol.8

今日は 見えない境界線 というハナシ

ということで、今週を残すのみとなりました。

 

さて、昨日、このCMを観ました。

 

これってクレジットが「大阪府連」になっているのがポイントなのかしら。よくわかりませんが、最初、自分は、公明だけが維新についたと聞いたとき「もともと大阪では、小選挙区は公明から立ててるんだからバランスを取っただけだろう」と思ってましたが、これは本気で、少なくとも大阪の自民は反維新の旗幟を鮮明にしたということでいいのかしらね。多くの人が指摘するように、維新は実質的には「自民スガ派」なんだから、もし住民投票で負けたら大阪自民は維新に飲み込まれてしまうということなのかしらね。逆に再び否決されれば、スガ派の勢力に楔が打たれるということかしら。でも、どうだろう? 自分が知らないだけで以前からそうなのかもしれないし、またあるいはやっぱりバランスを取っているだけかもしれない。

わからないな~。

でも、現時点で、ここまで盛り返すことができたのは、なんといっても自民党が維新につかなかったってことが大きいんでしょうね、きっと。だって、いまだ世間では右・左で線を引いている人が多くいるんだし、「住民投票」に反対しているのが左(リベラル・サヨク)の方ばかりだったら、やっぱり賛否の一線を越えられない人は多くいるんじゃないかしらね。なので、一線を越えなかったという意味ではやはり自民も立派だったと認めざるをえないですよね。逆にいえば、公明ってのは本当にどうしようもないというか、節操がないというか、勇気がないというか。

あと、やっぱり、維新がこれだけ台頭している理由は、ちゃっかり右に陣取りながらも、形式的にだけ野党という仮面を被って、結果、反自民としての受け皿として機能しているからだと思うのだけれど、もしかしたら、「住民投票」の結果によっては自民党が割れる可能性もあるということかしら。石破氏も派閥の長をやめたし、岸田氏も、宏池会の流れにあるんだから、自分こそが主流派だって意識があるだろうし、よくわからないけれど、やっぱり、この「住民投票」の結果が与える影響は大きいと思うよ。

違うかな?

考えすぎかしらね。

でも、賛成多数で可決されるようなことがあれば、クーデターの完成って感じがするんだけどな。そうなれば、きっと、大阪市民は「最悪よりも悪い選択」をしたことになることを、すぐに思い知ることになるんじゃないかしらね。だって、菅総理のやろうとしていることと、維新のやろうとしていることは一緒だからね。う~ん、やはりどうしても阻止しなければならないよなあ。

だってさ、

あれだけ、あれが無駄だこれが無駄だっていって、こんなの建てるのよ

www.skyskysky.net

口汚く罵るのは憚れるけれども、どういう理屈なのか、全然わからんよ。どうしてもカジノをしたければ咲洲庁舎を改修すればいいのに。大阪市役所を各区で使いまわすって言うんだから、その方が理屈は合うんじゃないかしらね。

ま、予定が1000億円だから終わってみれば、その何倍掛かっているか、想像するだけで溜息がでちゃいますね。ちなみに、このビルを建てる大阪メトロって大阪市100%出資の株式会社ですね。松井市長いわく、「民間の事業」ということだけど、大阪市100%出資した民間って、どう評価したらいいの? 教えて。

www.osakametro.co.jp

ということで、

正直、自分は今のところ一般的にはリベラルと分類される側にいると思うけれど、コイズミ以前は、そうでもなかったんですよ。やっぱ「なんだかんだいって自民党が一番かな」って思ってたもの。それがコイズミのインチキぶりに嫌気がさして、初めて右左の間の線を超えたのよ。具体的には、投票用紙に共産党の候補者を書いたの。書くまでは本当にいいのかなってドキドキしたけれど、自分も、そのときにはまだ右左の間に線があると思っていたんだね。けれど、超えてみたら「線」なんてどこにも描いてなかったのよ。ま、なんにしても、そんなもんじゃないのだと思うけれど、先入観とか、洗脳とか、思い込みの呪縛って確かにあるものね。なので、自分は、あくまで、自分の頭で考えて、個人としての誰々を支持するということが 時々あるだけで、別に反自民というわけではありません。右と左を行ったり来たりしています。

でも、確かに反維新ではあるかもしれませんけれども。

 

大阪市廃止のモンダイ Vol.7

松井市長によれば、2011年11年から二重行政はないという(松井市長8月31日公式ツイート)。それから9年を経過しているが、つまり二重行政状態が解消し、十分な期間を経たことになる。

それでどうなったか?www.city.osaka.lg.jp

大都市比較で特に家計の支出分野で大阪の酷さが目立つように思える。維新のカタを持つわけではないけれども、多くは国の経済施策の影響が大きいと思うのだが、それにしても大阪がひどいように見えるけれど、どうかしら? 

誰か教えて。

個人的な実感としては、趣味ではじめたマラソン業界の周辺環境を観察してみると、レースの参加状況などから個人の可処分所得が落ち込んでいるのがわかるし(自分も年1回しか走らなくなった)、毎朝、走っていると、地域猫が増えているのを日々感じさせられます。

さてさて、

先日、忙しかったのでこういうツイートをしてみた。

これを書いたときは、ふと思いついたことを書いたのだけれど、日を追うにつれ、なにか本質を突いた指摘なのではないかと自分で思うようになってきました。維新は、IR(カジノ)がしたくて、そのために財布(大阪市の財政)が欲しいんだものね。夢洲をなんとかしなければならないというところまでは理解するものの、それがカジノであるというところがテツっぽいですよね。カルメラ屋もきっと都構想に賛成するんでしょう。お好み屋のおっさんは「わし、わからんな~」という感じで、アントンJrに「あかんに決まっとるやろ。ウマいハナシってのは大抵マズいハナシに相場は決まっとんねん」と突っ込まれって、「そうかな~」という感じでしょうか。花井先生は誰なのかな? 京大の藤井先生あたりかしら。

あ~、じゃりン子チエが読みたくなっちゃった。

と思ったら、こんな記事が出ました。

テツ~

mainichi.jp

なんとも、このブログのためのような記事である。

(有料部分はとくに読まなくてもいいです)

そうなのである、

大阪のおっさんはそういうメンタリティーなのである。

いまだに「阪神巨人」に燃えるのである。

阪神は兵庫なのに。

しかし、実際は、すでに横浜にも名古屋にも抜かれてて、現実的には福岡と比べるのが大阪の実際の姿といってもよく、もし都構想が賛成多数となれば、福岡に置いて行かれ、札幌と比べるレベルになるのではないでしょうかね。大阪はいまだ大公秀吉時代の幻影を追いかけているのか、大阪を「天下の台所」で経済の町だと自負しているようですが、自分にいわせれば、住民投票をするのにコロナの影響を考えないというのだから、ただたんに「どんぶり勘定」の町でしかなく、今度は、そのどんぶりでチンチロリンをしようという話なのだから、なんとも、なんとも。阿佐田哲也氏もびっくりである。

あ~、麻雀放浪記読みたくなった。

 

昔、蓮舫議員が「二位じゃいけないんですか」といったことが随分揶揄されたが、もうすでに2位も目指せない地位まで下がってしまっても、誰もそれを笑わない。そして今日も、相変わらず、ネットの記事には「韓国ってこんなにダメだよ」って一行記事が踊ってる。どこに需要があるのだろうか? 不思議ですね。とにかく、大阪も「副都心」なんていっているうちに、ずるずると下降線をたどっていくのは目に見えていますよね。大阪は大阪、コナモンの美味しい下町的な地方都市でしかなく、5位くらいに入っていればオンノジなのである。

 

で麻生がこんなことをいう

www.asahi.com

こいつのハナシを聞いていて、なんで、ぶん殴る奴がいないのかね。

まあ、いいや。ゴマメはゴマメだ。

 

ということで、泣いても笑ってもあと一週間。

泣きなくないというよりも、あいつらが笑うのが許せないという気持ちの方が強い、天気の良い日曜日です。

さ、頑張ろ。

 

大阪市廃止のモンダイ Vol.6

もう金曜日、あっという間ですね。

ということで、このシリーズを続けるのもあと1週間になりました。このシリーズを展開するにあたって「お客さんが減るかな」と覚悟はしましたが、悲しいかな、あまり影響がないのか、10月は9月に比べて若干依頼者が増えております(というか、9月の後半が暇すぎたのですが)。

案ずるより産むがやすしですね。

ということで、昨日は、自分の親の相続の関係で父の地元の此花区の西九条に行ったのですが、たまたま、そこで「れいわ新選組」の街宣に遭遇しました。お昼休みだったので盛況という感じでもありませんでしたが、それなりに足を止める人もあったようです。街宣を聞いていて「大阪なんだから、難しいハナシより、損をする話を先に持ってきた方がいいのに」と思ったかな。大阪の街宣なんだから「結局、損なのか、得なのか」、それだけで十分だと思うよ。

さて、一昨日、自分が時折見ているyoutubeの「一月万冊」でオリンピック中止というテーマの動画がアップされていました。まだ大手マスコミでは発表されていないので、その判断は人それぞれにおまかせしますが、「そんなことは当たり前で、ここまで引っ張ってきたことに無理がある」というのが自分の意見です。

ここは「いわゆる大阪都構想」のハナシなので、オリンピックのハナシには特には突っ込みませんが、よく考えてみれば、最初は「お金のかからないコンパクトなオリンピック」って看板掲げていましたよね。それと同じような理屈で、「いわゆる都構想」も住民投票が賛成多数で可決された場合には、夢洲の開発やらで利権誘導が進んでいって、予定の何倍もの予算が計上されていくんだろうということは容易に想像できますね。まあ、そうなれば建設業やなんかは盛況になるのかしらね。

いずれにせよ、ヨーロッパではコロナが再びシリアスな状況になっているし、当分はインバウンド需要が見込めない状況になったのは間違いないと思うのですが、それでも、開発はどんどんしていくんでしょうね。オリンピックが開催されないって決まっても、オリンピック関連の事業が止まらないように。

 

他方、吉村知事はこんなことを言い出しました。

mainichi.jp

これらは無関係なのかしら?

正直、自分は科学者ではないので、その「水」に関する科学的な側面についてファクトチェックをすることは能力的に不可能なのだけれど、文系の教養的観点からは、レイチェル・カーソンの「沈黙の春」を読んだ中学生か高校生の頃から何も変わっていないのだなと思い知らされております。それでも、吉村氏も日頃は大阪に住んでいるんだし、少なくとも自分自身も影響を受けることは間違いないのだから、そういう信念なんでしょうね。柴田恭兵ばりに「関係ないね!」って感じなのかな(古いですね)。

いずれにせよ、彼らは、そういう信念の人だということを隠していないのだから、やはりそれらを支持している我々に問題があるのでしょうね。

 

ということで、今回の住民投票が問う究極の論点は、

結局、

大阪人はほんまもんのアホなのか?

それとも、

そこまでのアホではないのか?

ということなのかなとも思っております。

 

あ~、オレにも一票が欲しい!

 

大阪市廃止のモンダイ Vol.5

今日は 住民投票は政治的あおり運転というハナシ

先日の、調査で、また賛成派に支持率を離されましたが、あと10日、ここが山場ですね。海の向こうの選挙もそうですが、最後まであきらめちゃいけないと思い、何も思いつかないのですが、今日もぱたぱたパソコンを打っております。

www.asahi.co.jp

確かに、手詰まり感はある。

なんといっても、あっちは「何でもあり」攻撃だし、「デマだ」というデマを飛ばしてくるし、それに対して、ひとつひとつ論点を精査し、反論しても、結局、普通の人には「大きな声」しか残らないものだからね。

それに住民説明会の動画も削除するというのである。

mainichi.jp

「役所ぐるみ」というのは誤解ではない。松井市長はこれまで公の場で再三再四大阪府大阪市が一体となって進めてきたと自分で言ってきたのである。その上、今現在も、市長の立場でありながら「賛成」を呼び掛けているのである。

まったく矛盾しているとしかいいようがない。

 

今回、自分は、自民党大阪市議団の主張に賛同するものだけれど、それでも中央政府に対しては、目を閉じて、口を塞いできたヒトたちの言うことなんて誰が聞くんだよとも思う。自分より強い立場の不正とは戦わず、自分たちと同列にある不正とは戦うというのである。そんなに都合良くはいかないだろう。そういう意味では「勝ち馬に乗る」「強きを助け、弱きをくじく」という今の公明の姿勢の方が一貫性があってわかりやいといえばわかりやすい。自民党も、公明党も、昔とは中身は全然変わってしまったのだ。同じなのは党名だけである。

今回、何故、自分が、こんな損はあっても特にもならない、時間ばかりかかることをしだしかたといえば(反対側に関わっている人のほとんどがそうである)、維新のやり方があまりにも酷いからである。この時期に住民投票を実施しようというその邪悪性・暴力性に黙っていられなくなったのである。

今回の住民投票は、例えれば「政治的あおり運転」のようなものである。コロナ対策で予定にないマンパワーを取られてしまい、少なくとも数年その対策をしなければならないというのがわかりきっているのに、それを上回る事務手続きを要することを無理くりしようというのだ。多くの人が疲弊し、少なくない人が、その選択肢として死を選ぶ人もいる中、維新は「これ幸い」にと住民投票をやろうというのだ。9月3日に住民投票の決議をしたのだ。「これ幸い」以外の何であろう。

www3.nhk.or.jp

彼らの心がどこに根差しているのか少し考えればわかる。

それを黙って見過ごすわけにはいかない。

あいつらゆるすまじ。

というのが自分の意見である。

 

とにかく、

邪悪なものに己の知性を掠め取られてはならない。

気をつけていかなければ。

大阪市廃止のモンダイ Vol.4

今日は 観光立国は成長戦略にはなりえない というハナシ

前回までのブログ記事の推考で「二重行政はダミーの論点」であり、維新=橋下氏が目指しているのは「道州制の実現」であるというところまできました。つまり、「いわゆる大阪都構想」は、道州制のステップとして必要である、と。道州制とは、基礎自治体のあり方をどう考えるということで、大阪市が権限の大きな「政令指定都市」であることはかえって邪魔であり、だからこそ大阪市は廃止しなければならないんだ、と。

そこまでは理解しました。

正直、自分はノスタルジックなタイプではないので「伝統のある大阪市を守ろう」といわれても、本当に大阪で暮らす人たちにとって有効な施策であるのなら、そんなものはなくしてしまえばいいと思っています。「道州制」がこれからの時代にもっとも相応しい統治形態だと納得できれば賛成しないわけではありません。一番の問題は、橋下氏も含め維新関係者たちのこれまでの実績を鑑みれば、到底、彼らの言うことなんて信用ならないし、彼らの主張をマに受けるとことはできないということです。

維新というか、今の日本の目指している社会というのは、今、思いつくのが、映画「レディープレイヤー1」の舞台設計ような未来図、「BTTF2」でいえば、ビフが未来を知った後の世界、つまり持つものと持たざるものが明確に分かれた世界。夢洲を再開発して外国観光客がうらやむような世界を作りながらも、そこに住む住民は明日をも知れぬ貧困にあえいでいるというような分断された世界であり、そこには池田隼人がやったような「国民所得倍増計画」のような思想は微塵も感じられません。

橋下氏の主張は、簡単にいえば、権限と財源を1つにまとめて、インフラ・公共設備に投資して、大きな舞台をつくって「さあここで自由にビジネスをしてください」ということですよね。「立派な舞台は用意しましたよ」、「成功すればリッチですよ」と。

仮に、百歩譲ってそこまでは認めるとしても、一番の問題は、維新が現状で掲げる成長戦略が「IR」と「万博」と「インバウンドを主軸にした観光立国」だということです。果たして、それは成長戦略と評価しえるものなのでしょうか?

「万博」はただの期間限定の催し物であり、大阪にとっての成長経済とは何の関係もなく、そもそも、このデジタルの時代に、なぜ一堂に会して催し物を開催されなければならないのか意味不明である上に、そもそも20世紀の夢の続きを見ようとする発想に、なんの期待もできないといわざるをえません。そして、インバウンドを主軸にした観光立国というのは、かえって成長を阻害する要素になるものといえます。なぜ外国人が来るかといえば、日本が「安い」からであり、外国人観光客を産業の主軸として据えるからには、大阪が「高く」なることはマイナスになると考えるのが理屈だからです。結局のところ、大阪に暮らす人のひとりひとりがおおらかに暮らせるような未来予想図でなければ簡単には乗っていくことはできないし、なにより、根本の哲学が自己責任論に立っている橋下氏の施策には同調できないという結論は変わらないということです。

 

いつも思うのだけれど、福島の原発事故から10年、この10年の間に原発の再稼働ではなく、事故の処理と代替エネルギ-の開発に力を入れてきたら、どれほどよかっただろうと。それと同じように、大阪も、都構想にこだわってきたこの10年、子どもの教育の充実に心血を注いで来たらどれほどましだっただろうかと思います。